2021/02/25

新オンブズマン就任(2021年)

2021年2月24日、以下の議案が札幌市議会に提出され、同日、議会の同意を得た。これにより、新たに田村智幸氏(弁護士)がオンブズマンに就任するとともに、八木橋眞規子氏(札幌簡易裁判所民事調停委員)が再任された。田村氏は、2017年3月にオンブズマンに就任した房川樹芳氏(弁護士)の後任である。

これにより、2021年3月1日以降は、2020年3月1日に就任したオンブズマン1期目の原俊彦氏(大学名誉教授)とあわせ、3名体制で札幌市オンブズマンの職務が遂行されることになる。

なお、当ブログ開設者は、新たに”代表オンブズマン”に互選される(札幌市オンブズマン条例12条1項)のが誰になるか、注目している。これまで、札幌市オンブズマン制度において、女性が代表オンブズマンに選任されたケースは存在しないが、
オンブズマン2期目の八木橋眞規子オンブズマンは、3名の中で最も経験が長いのみならず、市と申立人とのコミュニケーションギャップに着目するなど、札幌市オンブズマンの新たな役割を切り拓こうとしている点で、”代表オンブズマン”に値すると考えるからである。

どのような選択がなされるか、乞うご期待である。

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