2018/03/23

平成30年2月に調査を終了したケース

平成30年3月1日、平成30年2月に札幌市オンブズマンによる調査が終了した案件の調査結果等について公文書公開請求を行ったところ、平成30年3月15日に一部公開決定がなされた。

上記の期間(平成30年2月)に調査を終了した案件は全6件で、うち5件において調査結果が通知されている。また、残る1件は、申立人の取り下げにより調査が終了している。

①第29-62号
 住宅地近隣でキツネが営巣・徘徊していることにつき、市に捕獲等の対応を求めたが応じられないと回答されたことをはじめとする、市の一連の対応はエキノコックス対策として十分ではないとして、苦情が申し立てられたケース。(担当オンブズマン:杉岡直人)

②第29‐64号
 生活保護受給者が、社会福祉協議会から緊急援護資金の貸し付けを受けた場合に収入認定される旨の説明を受けたことを契機とする、市の一連の対応に納得がいかないとして苦情が申し立てられたケース。(担当オンブズマン:房川樹芳)

③第29‐65号
 市の指定のごみ袋を購入する際に誤って多く購入したため、店舗に返金するよう求めたところ、市の通達により返金できないという説明を受けたことから、返金を認めない不合理な市の通達を改めることを求め、苦情が申し立てられたケース。(担当オンブズマン:房川樹芳)

④第29‐70号
 生活保護の受給者が入院する医療機関から、当該受給者が退院後に介護保険を利用するための手続きや転居するにあたっての敷金支給の可否についての判断に時間がかかる等、市の一連の対応について苦情が申し立てられたケース。(担当オンブズマン:杉岡直人)

⑤第29‐72号
 オンブズマン調査の2件の結果通知書における市の回答内容に齟齬があるとして、市に回年以上答を求めたが適切な回答がなく、ようやく受けた口頭での回答も合理性を欠くとして、苦情が申し立てられたケース。(担当オンブズマン:房川樹芳)

⑥第29‐75号
 以前通っていた福祉事業所に対し、市が平成28年に4回ほど行った調査がどのようなものであったかの調査を求めて苦情が申し立てられたが、すでに市の調査から1年以上が経過しており調査対象外であることを説明したところ、苦情が取り下げられたケース。(担当オンブズマン:房川樹芳)

2018/03/16

オンブズマン再任(平成30年)

平成30年2月26日、以下の議案が札幌市議会に提出され、同日、議会の同意を得た。これにより、杉岡直人氏(大学教授)がオンブズマン2期目に再任され、平成30年3月1日以降、オンブズマン2期目2年目の岩田雅子氏(民事調停委員)、オンブズマン1期目2年目の房川樹芳氏(弁護士)の3名体制で、札幌市オンブズマンの職務が遂行されることになった。