決定対象となった調査は3件で、全3件について調査結果が通知されている。
①第28-65号
申立人の子が合成香料のにおいによる健康被害に苦しんでおり、通学先の学校に対策をお願いしているが有効な対策がとられていないとして、教育委員会が学校に対し実効性ある適切な対応を指示すべきであるとして、苦情が申し立てられたケース。
なお、申立人の子の病名は非公開情報として黒塗りされているが、結果通知書記載の「幼稚園・学校におけるシックハウス対策マニュアル」(全文、平成28年(2016年)8月、札幌市教育委員会)及び「健康的な学習環境を維持管理するためにー学校における化学物質による健康被害に関する参考資料ー」(その1・その2、平成24年1月、文部科学省)には、「シックハウス症候群」及び「化学物質過敏症」について記述がなされている。(担当オンブズマン・岩田雅子)
⓶第28−69号
申立人の子が小学校で受けたいじめが原因で転校することになり、その手続きのため教育委員会を訪れたところ、学校と教育委員会のやりとりを記録した文書をには申立人の子の性格が記載されていた。そこで、教育委員会に当該文書のコピーの交付を求めたが断られたとして、当該文書の公開を求め苦情が申し立てられたケース。(担当オンブズマン・岩田雅子)
⓷第28−70号
図書館から借りた書籍を返却したにもかかわらず、返却扱いとされなかったために予約図書を借りることができず、後日、当該書籍が発見された旨の連絡を受けた。しかし、その間、対応した職員から一筆入れるように言われたことに納得がいかず、職員の一連の対応マナーや口の利き方もなっていないとして、苦情が申し立てられたケース。
なお、上記の職員対応に関し、申立人からの電話を受けたオンブズマン事務局職員の対応についても、苦情が申し立てられている。(担当オンブズマン・杉岡直人)
図書館から借りた書籍を返却したにもかかわらず、返却扱いとされなかったために予約図書を借りることができず、後日、当該書籍が発見された旨の連絡を受けた。しかし、その間、対応した職員から一筆入れるように言われたことに納得がいかず、職員の一連の対応マナーや口の利き方もなっていないとして、苦情が申し立てられたケース。
なお、上記の職員対応に関し、申立人からの電話を受けたオンブズマン事務局職員の対応についても、苦情が申し立てられている。(担当オンブズマン・杉岡直人)